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ハン・ソロ ~ ファイヤーバード トランザム 1978 ~

 02,2018 20:26
僕とカノジョは 
木綿のハンカチーフの歌詞のようなことにならないよう
二人で同じ東京の大学を目指し 
正月明けには ともに 推薦合格を受けることができた

先輩からの連絡を受けて
一足先に上京することになった僕は
父の トランザムを借りて 
カノジョと海岸線をドライブした

「この車・・・M68!!」          
スターウォーズのスピンオフ・・・
キーラ(Emilia Clarke)をまねたカノジョのセリフに 
僕のハートとトランザムのエンジンは ニトロを投下されたように Dokin! と唸る

ファイヤーバードトランザム1978

この1978年型 ファイヤーバードトランザムは 
車いじりが大好きな父親のカスタマイズ。
どちらかというと 
コレリアン・エンジニアリング社製YT-1300 ミレニアムファルコンなんだけどなぁ・・・

どこまでも続く 砂浜に 
ぽつりと立つ 鳥居・・・
僕とカノジョが 初めて出会った場所・・・ 

「Kou-Chanの 夢はなに?」

車を降りて
砂浜を歩きはじめると カノジョが言った

「そうだな・・・ 
 Keikoの考えたレシピで 僕が料理をする・・・
 二人で洋食屋さんを 開くことかな」

「Kou-Chanの夢は 私と一緒にいることが織り込み済みなのね!」

思い切った一言だったが
カノジョのまんざらでない笑顔に ホッとした

「実は場所についても もう心に決めたところがあるんだ
 この”NAKOSO”と同じように・・・
 砂浜に鳥居があるんだ 九州だけど・・・」

「そっか・・・
 Kou-chanは 都会暮らしを目指しているのかと思った」

「もちろん Keikoの意見も機器ながら決めるつもりだよ」
カノジョの一言に ドギマギしながら 付け加える僕に
カノジョは けらけら笑った

「ううん・・・ 私の頭の中のテレビに しっかりと映ったよ
 二人の洋食屋さんの映像が!!
 今から 楽しみだわ!!」

そういうと 僕の胸に飛び込んできたカノジョ・・・

夕日に照らされたカノジョの笑顔に そっと口づけをした

それから 一週間後
僕の家族・・・ 友人・・・ そしてカノジョを含めたすべてが
青い海に飲み込まれた 
2011年の冬・・・

上京する際に借りた父のトランザムだけが
僕が僕であることを証明してくれた
 
大学進学をあきらめて
自動車整備工場に就職したのも トランザムを手放したくなかったから・・・
駐車場付きの 住み込みの職場で 
機械のように働いた



そして 気が付くと 7年が経過していた

初めて長期休暇を取った僕は
トランザムを駆って
九州へ向かった 休みも取らずに 只管 南へ向かった・・・

運転中に 頭をよぎるのは
2011年より前の ストーリーばかり・・・

あの年から今日までの僕の思い出は
壊れたHDDレコーダーのように 頭に残らずに するりと消えている
昨日何をやっっていたのか 覚えていない・・・

12月1日 17:00・・・
目的の 鳥居が見えたとき空は 真っ赤に染まっていた

この場所に 二人の洋食屋さんを建てようと思ってた
カノジョが大好きな
インターナショナルオレンジの屋根に真っ白の壁のレストラン・・・

そう・・・
ちょうどあの建物のように・・・

!!!

キラキラ輝く 薩摩湾と鳥居に見とれていた僕は 
トランザムのバックミラーに 僕のイメージと瓜二つの建物があることに気付いた

そして・・・ 
運転席の外には・・・

「Kou-chan 」

カノジョが立っていた

「やっぱり 考えることは一緒だったね」



25歳の冬のこと・・・ 
12月1日の今日・・・カノジョも25歳になる
この日を 二人の洋食屋さんの開店日にしようと決めていた

ハンソロのように
僕は 再び カノジョに出会えた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

助手席にカノジョを乗せたトランザムは・・・
ミレニアムファルコンのように・・・ ハイパードライブに入った 




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