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ジュリエットのハート ~ Alfa-Romeo Giulietta ~ ロミオとジュリエット ~

 16,2012 23:38
フロントドアから反時計回りにボディーをチェック!
次に車内からガラスの曇りを確認! そしてボンネットを開けてエンジンを磨く
車に乗らない日も 僕はマイカーのケアを怠らない
友人は アイツは雨の日でも車を磨くと茶化すが あながち的外れではない 
車は大切な仲間 決して汚れたままにはしておけない
Alfa-Romeo Giuliett

Alfa-Romeo Giulietta ”Quadrifoglio ” 僕の相棒
Front fenderの四葉のCloverは 磨けば磨くほど 幸せを運んでくれた
2年前から行方不明になっていた Burberrys Black Labelのカフスが見つかったこと
愛猫のミューが子猫を生んだこと
カノジョが 僕のDriving Technicを誉めてくれたこと
Giuliettaは 魔法のランプだった

僕の想いは 幸せの数に比例してHeat Upした
飛石を懸念して 大型車両の後ろは走行禁止 やむを得ない時は 車4台分の車間距離をとった
駐車場にも拘り 余裕あるスペースを求めて 時には目的地から一キロも離れた場所に車を止めた
いつしか僕は Giuliettaの従者になっていた

そんなある日 
カノジョの Shoulder Backが Giuliettaのbodyにキスをした
 ”KAT-TUN!”
乾いた響きが 頭の中で白色彗星のthemeのごとく反響した



運転席を飛び降りた僕は 
助手席のFront Fenderに フェラガモのロゴマークが作った半円の傷を見つけた
 「ごめんなさい・・・」
カノジョの言葉は 右脳に響き続ける残響音で 僕の鼓膜に感知されなかった
僕の右手は 自制心より早く カノジョの左ほおを叩いていた 
その刹那 カノジョから 一切の感情が消えた
 「あなたには もう私は必要ないのね・・・」 
その言葉の意味を考える余裕もなく カノジョを残したまま 僕は立ち去った

僕の意識は虚無の世界にあった ただ”傷”という語彙のネオンサインだけが点滅していた
無意識の中Midtownを走っていると
Car Radioが受信した FM放送から”Romeo and Juliet”のテーマが流れているのに気付いた



 「Aaa~ Romeo・・・」
ジュリエット(Olivia Hussey)の台詞とともに 僕とカノジョの思い出も浮かんだ

幼馴染みのカノジョ
裕福な家庭に育ったカノジョは中学時代 すでに気品があり 憧れの的だった
母子家庭の貧しい家に育った僕との接点は 唯一3年間クラスが一緒だったことだった
そんな彼女が僕にくれた 一つのチョコレート 
カノジョは 僕のことを
 「だれよりも純粋な あなたが大好き」
と言ってくれた
その日以来 僕のはカノジョに一生を捧げようと心に誓った
僕たちはお互いを信じ 社会人になるとすぐに 駆け落ちした
それなのに いつしか僕は カノジョが隣にいることを当たり前に感じていた

 「Giulietta 私たちにぴったりね!」
この車との出会いもカノジョの一言がきっかけだった 
僕のheartは ドキンと大きく鼓動した

真っ暗な部屋で カノジョはBoston Bagの上に座っていた 
僕は カノジョの手を引き 駐車場に連れ出した
そして 言った
 「またしても 僕は君に救われた 君への愛は変わらないよ・・・それから・・・ゴメン・・・」
僕は Giuliettaのfenderを指差した
 「あっ!」
驚くカノジョの視線の先に 半円からハートマークに変わった 傷がっあった
 「僕の 思いも刻み込んだのさ」
涙をこぼしながら 抱きつくカノジョは ポケットからチョコレートビールを出した
 「 Happy Valentine's・・・」
午前0時を回り いつの間にか  St. Valentine's day
世界にたった一台 ハートマークのGiuliettaは 
僕とカノジョの周りを5℃暖めた







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アルファロメオ・ ジュリエッタ(ブラック)1:43【モンドモータース】



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