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Star wars ~ パサート ~

 03,2014 23:31
自称ミレニアムファルコン号
(一般的な名称ではVWパサート)の助手席には
まだレイア姫は乗っていない

リアトランクを改造したスペースでぐっすり眠っている 
チューバッカとの二人旅
ホワイト&ブラックのダルメシアンだが
ご飯を催促するときの 遠吠えだけは 
森林惑星キャッシーク出身のウーキー族そのものだった

Whooooooooooooooooooooooooo
・・・今日も元気にお目覚めのようだ

今年で13年目を迎える 僕らの旅は 
毎年ゴールデンウィークの10日間を使って 
本州をぐるり一周するドライブ旅行
目的は ハンソロのように
かっこよく 宇宙空間の運び屋稼業というわけでもなく
交通法規に則り のんびり気ままな
気分転換ドライブを満喫することにあった

Passat


3年前までは いつもピカピカの助手席に 
座ってくれる お姫様との出会いを 
ほんのわずかに期待はしていた
しかし今では そんな甘い恋のハプニングよりも
ただひたすら 未知との遭遇を夢見ていた 
つまるところ 世間で言う中二病は 悪化の一途を辿っていた

北緯31度線を越えたころ 辺りが熱帯の植生になっていることに気付く
駐車場のガジュマルの大木は 
ここが惑星エンドアの入り口のように見えた

ここでファルコン号としばらくのお別れ
僕とチューバッカは帝国軍基地のようなトンネルを抜けた

ここは本土最南端 佐多岬・・・

イウォークたちが現れそうな原生林に強いフォースを感じていると
突然チューバッカが走り出した

 「おっおい 待てよ!」
1km近く歩いてきた僕には もはや走る気力はない・・・
のんびりと 白い点の後を追う
すると 見事に空が開けた

 「まぶしい!」

どこまでも遠く続く海に どしりと構える 佐多岬灯台
この灯りが日本の開国を照らしたんだ・・・
ぐわりと 妄想が広がりそうになる とその時・・・ 

 「チューバッカ?!」
背後から 女性の声
慌てて 僕が振り向くと 
そこには毎日通うコンビニの女の子がいた

 「あら・・・ やっぱり チューバッカだったのね!」

僕がカノジョに コイツの名前を教えた記憶ははなかった・・・
しかし お腹を空かせたコイツが
コンビニの前で 何度か遠吠えを上げたことがあった
”こら!チューバッカ!帝国軍に見つかるぞ!」・・・って

 「なんで君が・・・」
 「どうしてあなたが・・・」

僕たちはほぼ同時に言った・・・

Pu!!!!!!!

そしてお互いに 笑った・・・

ゴールデンウィーク中の佐多岬には 
北海道をはじめ全国から 人々が集まってくる
そんな場所だから 特別な出会いもあるだろう

 「May the Force be with you」
僕は ほんのり甘いストーリーを予感して
そっと空に向けて呟いた・・・

彼は きっとそういうだろうと思った

私は 彼のことが好きだった
いつも ふわふわした空想の中を生きているから
少し不思議な感じはするけど
子供たちやお年寄りにレジの順番を譲り続ける彼は 
現実世界の私たちに とてもやさしい
そんな彼を 私は5年間見続けてきた 
そして チューバッカは 
彼の優しさの分だけ 外での待ち時間が長くなる

そんな彼に 私は何度か 優しいウィンクで訴えたことがあった
しかし 彼が気付くことはなく
外で待つチューバッカが 遠吠えを上げた・・・
どんなに待っても 彼は気付いてくれない・・・



だから・・・

ゴールデンウィーク前
彼が いつものようにお店に来た時・・・
ドキドキしながらも 私は春風のように さらりと聞いた
 「今年は どちらにお出かけですか・・・」

完璧なΩゼロの質問に 彼は
空想の中に半分浸りながら ふわりと自動的に答えた
 「多分みどりの日には 九州最南端かな・・・」

そして 私は今年の5月4日 
ほんの少しだけ 冒険してみようと思った
そこで 彼に出会えれば 私は彼の空想の中でも
フィアインセになれるかもしれない

その時彼は こう言うだろう

”フォースの下にあらんことを”と・・・




USAでは 5月4日は 
May the Force be with you"を"May 4th"にかけて
スターウォーズの日と言われています

≪公開が遅れて後悔しています すいませんです≫





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