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ジンが語る ~ odyssey ~ Man of Steel ~

 26,2013 23:59
出張先のホテルのバーラウンジからは 
夜の港が一望できた 
近くで動く 自動車のライトと 海に浮かぶ船の明かり
そしてサラリ フワリと降り続く雨が 
水滴となって窓ガラスを滑り降りる
光と水がシンクロし 幻想的な雰囲気がラウンジの中に漂っている
 
僕の隣に座っていた女性は
20年前 僕と同じアパートに住んでいた
憧れの人と同じ目をしていた
とび色の瞳が どこか寂しさを伝えている

 「男も女も言葉はいらない 体で説得するの」

高校生だった僕にとって カノジョの言葉は衝撃的だった
何も言えなくなった僕に カノジョはやさしくKissをした
ライムとウッドの香りが口の中に広がる
僕は初めてジンの味を知った 
その1週間後 カノジョはフワリと街を去った

グラスの中の氷山がKarari・・・と踊る
大人になった僕は ジントニックが友達になった



3分毎に腕時計を見て 5分毎に店の外を眺めている彼女の
カウンターに置かれていたのは 空になったドライマティーニ
僕は 彼女にジントニックをプレゼントした

 「ありがとうございます」
彼女が言った
 「彼を待っているのかい」
僕が言う
ジンの魔力は 満たされないハートを持った人を繋ぐ
 「彼には ホントは意中の人がいるんです・・・
  やっぱり 迷惑なのかな・・・」
床下に置かれたharrodsの ボストンバックに描かれたベアーが 泣いている

 「What does your gut tell you?・・・君の心はなんと言っている」
僕は クラーク・ケント(Henry Cavill)に語った牧師の言葉を彼女に送った



そして
 「彼が来たら 何も言わずに Kissすることを薦めるよ
  ジンは君の心を 素直に伝える
  言葉はいらない・・・ 体で説得するのさ」
彼女に小さく右手を上げると席を立った

ラウンジのグランドピアノを通り過ぎようとしたとき 
黒ジャケットにチェックのスラックスの英国紳士風な男とすれ違った
ピアノの大屋根には 彼に抱き付く彼女が映っていた

翌日 快晴の空の下 
僕はオデッセイについた 昨日の水滴をぬぐっていた
odyssey

すると 太陽に負けないくらい 輝いた笑顔の彼女が現れた
 「昨日は ありがとう私 諦めました! 
  彼とのKissに 何も感じなかったの・・・」
瞳に宿っていた寂しさの影は 消えていた

あの日・・・
アパートを出ていったカノジョの瞳も 輝いていた

 「余計なことを言ったかな・・・」
僕が言うと カノジョが突然飛びついてきた

Chu・・・

ライムとウッドの香り・・・

 「いいえ あなたは私を救ってくれた ありがとう」
少しだけ頬を赤くしたカノジョは
そう言うと走り去った

秋のやさしい潮風が
僕とオデッセイを包み込む
君は 立派にカル.エルになれたよ 
そうカノジョが言ってくれたような気がした





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