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エメラルドグリーンの仲間 〜 X-TRAIL 〜 ルパン三世 カリオストロの城 〜

 12,2013 20:06
エメラルドグリーンの松代焼のビアカップ
それは 友情の証・・・

カノジョから届いた結婚式の招待状には
微かに 水滴が落ちたような痕跡が残っていた

大学時代 アニメ研究会に所属していた僕と
Takashiそしてカノジョは いつも3人で行動していた
講義に出るのも 学食に行くのも トイレも・・・場所は違うが タイミングは一緒だった

老舗温泉旅館の娘で 和装が似合うカノジョに
プロポーズする男たちの数は サハラ砂漠の砂の粒ほどいたが 
カノジョが その申し出を受けることはなかった
決して 最上位のイケメンとは言えない 
ごく普通の日本男児だった僕らが カノジョのお供でいられることについて
カノジョは いつもこう言っていた

 「私は不二子! Kenjiクンはルパン! Takashiは次元なのよね 
  つまり 私たちはルパンfamily!」
不二子っていうのは Bon Que Bonのスタイルが必須じゃないの!? 
その一言で カノジョに高速右フックをもらったことは どうでもいいことだが
僕もTakashiも いまの環境に異論はなく 僕の学生生活はバラ色だった

そんな硬い? 絆で結ばれていた関係も 
キャンパスという囲いが無くなると 
社会の波は想像以上に激しく僕らに襲いかかった
なすすべもなく 個々の人生を漂流し始めた僕に 追い打ちをかけたのは 
次元と不二子のキスシーンだった・・・

卒業後に旅館に戻る予定だったカノジョと 陶芸家を目指していたTakashi
生きる道を見つけた二人に対して 取り残され僕は
サラリーマンの傍ら 趣味の車いじりで 遊び半分の世界に住み続けていた

Bohhhhhhhhhhhhhhhhhhn
遊び半分・・・のフレーズに焼きもちを焼いたかのように SR20VETが吠えた

結婚式の6時間前 僕はカノジョの旅館に向かった
招待状に書かれたカノジョの名前の横にTakashiの名は無かった

キャッスルホテルへ向かうため 自宅を出たカノジョを 
旅館の従業員が おめでとうと声をかけている
そんな彼らに 笑顔を振りまくカノジョは 
ルーベンスの絵画のように美しかったが どこかブルーブラックのオーラが見えた
 「Takashiはどうしたんだい」
X-TRAILを降りた僕は カノジョの背後からボソリと言った



 「Kenjiくん・・・」
突然 現れた僕に0.5秒の笑顔をプレゼントした後 
カノジョの瞳からは 大粒の涙がこぼれた
 
僕の知らない間にも 地球は自転し ボイジャーは太陽系を飛び出そうとしている
そんな時の流れは カノジョから両親を奪い 大切な旅館を傾かせた
つまりカノジョは 好きでもない相手と結婚することで 旅館を守ろうとしていたのだ

 「・・・どうか 私に盗まれてやってください」
僕は言った
 「えっ・・・」
カノジョが驚く・・・
 「キャッスルホテルで 今日9月13日に結婚式をあげる・・・
  君が期待していることを理解できないような 男だと思っているのかい・・・」


人生を棒に振るような生き方は 今の世の中に合わない
僕は X-TRAILに カノジョを押し込むと 山道を最短距離で進んだ
行き先は 細く長くたなびく煙の源・・・”次元陶窯”

x-trail

結婚式は花嫁の不在で流れた
怒った 花婿(予定)は カノジョの旅館を潰そうとしたが
サラリーマンで車いじりが大好きな遊び人には ラリー仲間の国税専門官がいた
なぜか 花婿(予定)の会社は急きょ入った査察によって 厳しい追徴課税を強いられた

学生時代 ルパンと言われた男には 麻雀仲間の銀行マンもいた
これまた偶然なのか・・・
カノジョの旅館は 今まで全く相手にされなかった銀行から 融資を受けることができた
但し それには一つの条件があった
”女将は松代焼の職人と夫婦になること”

松代焼に注いだビールは・・・ しょっぱかった 

※ 9月13日はクラリスと伯爵の結婚式をルパンが台無しにした日であります







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