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 17,2018 荒野のストレンジャー ~ 911 フラットノーズ ~ READ MORE

 04,2017 八月の狂詩曲 ~ 911 ガブリオレ ~ READ MORE

 05,2015 永遠のゼロ ~ 911カレラガブリオレ2012 ~ READ MORE

 04,2015 天国に行けないパパ ~ ケイマン ~ READ MORE

 22,2014 人間の証明 ~ Porsche924 ~ READ MORE

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世界中がモノトーンになる梅雨の季節でも夕日が西の空を オレンジに焼く日があるこの時期の日没は18時59分・・・いつも厚い雲に覆われているので太陽の働いている時間が こんなにも長くなっていることに 大人たちは気付かないだから・・・日没時間の今も 公園の中では 子供たちがたくさん遊んでいた公園の側道を ブルーのロードスターで通過していた僕は窓を全開して 愛車とともに 新緑の香りを楽しんでいたバックミュージ...
僕のアパートの隣に住んでいるカノジョは 日暮れとともに 大きなピアスに 原色のワンピースで出勤するちょうど僕の帰宅時間と重なるのでこんばんわと挨拶をしてもカノジョは目も合わせずに「どーも」というだけ・・・こんばんわの返事は どーもではない・・・休日になると ファッションはモノトーンになるが常に ギラギラしたクロームハーツのアクセサリーが人工衛星のように カノジョにまとわりついていた近所のコンビニで...
僕の隣りには南の島行きの 飛行機に取り残された二人がいた 「仕方ないよ あんな渋滞に巻き込まれては・・・」ターコイズのジャケットを着ている男が言った青い空と白い雲をアレンジしたインディアンストールスカーフを巻いた女性の頬には涙がこぼれていた 「やっと 一緒に南の島に行けると思ったのに・・・」女性の呟きが 霧雨のようにジワリと僕の心に浸み込んできたそれは10年前の カノジョの一言と同じだった 「やっと...
 「そうねぇ 一年後 あの車で迎えに来てくれたら考えてあげるわ」ユーフラテス川に咲く黒赤色のバラのような ワンピースの女は Cafébar Casablancaの扉を開けながら言った男の想いを表すかのようにヘレン・メリルの歌声が流れる中春雨のベールを纏った ケイマンポルシェが 艶やかに輝いていた一人残された男は・・・バート・シンプソン刑事(Dabney Coleman)のように命をかける決心を胸に秘めたアプローチの最低条件である...
次の路地を曲がると そこには駄菓子屋があったビー玉をポケットに詰め込みながら銀玉鉄砲を片手に 麩菓子を買ったそんな 僕らの社交場も 今では 大きなトタン板が打ち付けられている 昭和を封印したような 巨大な壊れたブリキのおもちゃのようにそれから50m進んだところには 今年廃校になった母校の中学校がある男友達の冷やかしに 思わず”いらない”と断ったバレンタインのチョコレート初めて 女の子を泣かせてしまった...